このようなご相談や事例はよくあります。

全体的に色が褪せてしまったり、色ヤケを起こし著しく元の色が損なわれている場合、シミが全体に出ている場合など、染め直しをオススメいたします。また、色目を落ち着かせたり、色を変えて末永く着やすい色にすることも、染め替えで可能になります。

元の色の上から色をかけて染める、一度色抜きをしてから染め直す、柄は染まらないようにして地の色だけを替える、このように色染めといっても様々な方法があり、お着物によってどの方法が適しているかを見極め、お客様のご希望に添えるようにご提案いたします。

染め替えの場合は、お着物は一度解いて反物にし、洗い張りをして余分な汚れを除去し、生地を染まりが良い状態にしてから染めます。ですので、染め替えをなされた後はお仕立て直しをして着れる状態に戻す必要があります。

ご希望の染め色は、端切れの生地や写真、色紙、本、好きな色のお洋服など、染めの色見本としてお着物と一緒にお預かりさせていただければスムーズです。ご希望の見本色となるものがお手元にない場合、下記の和色大辞典よりWEB上でお好きな色を、できれば第3希望まで選んでいただきご連絡下さい。

和色大辞典(https://www.colordic.org/w)

色染め3丈(表地のみ)・・・13,200円

色染め4丈(表と八掛)・・・17,600円

柄よけぼかし染め3丈・・・39,600円

柄伏引き染3丈・・・48,400円~

八掛無地染め・・・6,600円

八掛ぼかし染め・・・11,000円

色抜き3丈・・・6,600円

特殊漂白3丈・・・9,900円